「2020年のありがとう」(くれたけ#145)

年末に「今年の感謝200」を書き出すようになって3年目、今年は200個の感謝があふれるように出てきました。

中でも、特に
誤解を恐れずに申し上げるとすれば
「コロナ」にも「ありがとう」です。

コロナの存在は本当に「難有り」
そして有難きかな

未曽有の状態の中で、リアルに会えない
だからこそオンラインで繋がれたし
オンラインの可能性の広がりに感謝し
リアルに会えることのありがたさをより強く感じました

なかなか会えない友人や知人からは
様々な形でギフトが届き
優しさや思いやりが深く心に沁みました

真夏日もマスクして過ごすという前代未聞の
体験は、これまでの思考の枠を超える体験へとつながりました

コロナ禍での母の葬儀も、身近な親戚と身内
だけの家族葬でしたが、それはきっと母が最も望んでいた形だったのではないかと思います

年末年始、帰省を控える家族とも
例年よりお互いを思いやっているような気配を感じます

コロナは、私たち人間の在り方を問い
それでも負けない、助け合い支え合って
生き延びようとする 人間本来の力を
引き出すために、現れてくれたのかも知れない

そう思わせてくれるほど
「2020年のありがとう」は
深く繊細な「ありがとう」でした

辛いことと同じだけ幸せがある
悲しみと同じだけ喜びがある
陰陽等価交換の法則を、
身に染みて腑に落ちるほど感じた2020年

生きているのではない、生かされているのだ
という先人の言葉が思い出されます

あなたの命にありがとうございます。

同じ時代にともに生かされている今この時を
心からありがとうございます。

 

【2020年12月のお題-2】(くれたけ#145)
「2020年のありがとうを伝えてください」 今年振り返って感謝したいことを教えて下さい。

明日もきっと佳い日

門田 保子公認心理師
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