となりのトトロのような田舎で過ごした夏(くれたけ#116)

3歳まで鳥取県で育った私は、毎年の夏休みに
祖父母宅に帰省して、いとこ達と一緒に過ごす
時間が何より楽しみでした。

海や川で泳いだり、養蚕場と呼ばれていた建物
の2階で、年長の従姉と勉強してるふりをして
ずっと話していたり

庭でスイカ一瓢を食べながら
スイカの種飛ばしをしたり
採りたてのとうもろこしを食べたり
お墓参りの帰りに肝試しをしたり
盆踊りに花火、牛さんのえさやり

夜は開け放った座敷に蚊帳をつり
子どもだけで10人くらいが寝たり

まるで「となりのトトロ」の時代そのままの
世界がそこにはありました。

もうこの時間が永遠に続けばいいのに
というくらい、幸せいっぱいの毎日。

家族四人の生活の中で、優等生の長女役から
降りて、のびのびと楽しく過ごせた田舎の夏休み。

それは、本家の長男である伯父や祖母たちが
どんなに忙しくても、まるで来るのが当たり前
とでも思っているかのように、いつもいつでも
優しくユーモアたっぷりに温かく迎えてくれたからだと思います。

決して減ることのない、心の財産。
今でもずっと感謝しています。

【2019年7月のお題-2】あなたの子供の頃の夏休みの思い出を教えてください(くれたけ#116)

明日もきっと佳い日

門田 保子公認心理師
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