「大丈夫」って言わないで

「痛いよー痛いよー」
3,4歳くらいの女の子が泣いていました。

「だいじょぶ、大丈夫よ」
ケガがなかったか確かめながら
お母さんの口からは何度も
同じ言葉が向けられています。

女の子の「痛いよー!」は
さらに大きく強くなっていきます。

お母さんは
ご自身の見立てから「大丈夫」だと思われたのかも知れません。
女の子を安心させて励ましたかったのかも知れません。

だけど
女の子はただ自分の気持ちを受け取って欲しかっただけなんじゃないかな
同じ気持ちで「痛い」を感じて欲しかったんじゃないかな

自分の本当の気持ちを受け取って貰えた時
人ははじめて安心を手にするのではないでしょうか。

「痛いんだねー。とっても痛いんだねー」
って。

そばを通りながら
自分の子育てを顧みつつ(反省しきり汗)
そんなことを想いました。

明日もきっと佳い日

門田 保子公認心理師
対面でのカウンセリング、Zoom等でのオンラインカウンセリングにも対応しています。

カウンセリングのご予約・お問合せ

お気軽にコメントを!

Blog-best5

前の記事

10月のブログ~Best5
花鳥風月

次の記事

菊見茶会