おりづるタワー


屋上展望台「ひろしまの丘」

おりづるタワーは原爆ドームの隣、道路
をはさんで向かいに位置します。

建築家三分一博志氏の設計で、屋上展望台から
眼下には原爆ドーム、爆心地となった島医院、
広島の街が遠くまで見渡せます。
吹き抜ける風に身を預けていると
広島の今を目にしながら、不思議な感覚に
いざなわれるのを感じました。

まるで映画「この世界の片隅に」を見たときの
ような感覚とでも言うのでしょうか。
今ある「普通の」平和や、何気ない日々の
暮らしがかけがえのないものに思えてくる
そんな感覚です。

おりづるタワーに実際に足を運ぶまで、実は私
誤解していました。原爆ドームを見下ろすなん
てと。
そうではなかった。

原爆の悲惨な状況を伝えるだけが平和を守る
ことではなく、今ここにある広島から過去に
思いを馳せ、未来を見据える場。
それがおりづるタワーではないかと思います。

1階のカフェから街路樹を見るとまるで
ヨーロッパのどこかに来ているような感覚に。
長く広島に住んでいますが、この角度で見たこ
とありませんでした。

カフェでは軽食もあってくつろげます。
お一人でもお二人でも、ご家族でもぜひ1度
足を運ばれてみてください。

明日もきっと佳い日

門田 保子公認心理師
対面でのカウンセリング、Zoom等でのオンラインカウンセリングにも対応しています。

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