「たかが、 学校」と
言ったのも中学生
それを聞いて
驚愕しハッとするのも中学生
これは辻村深月さんの人気小説
『かがみの孤城』の中の
ある登場人物のセリフです
中学生にとって
学校は、ほぼほぼ人生の全てのように
感じてしまう場所なのかも知れません
大人になっても
私たちは、自分の生活している場所や
そこから見える景色を
全世界のように感じてしまったり
辛い環境にいる時は
さらに息苦しく追い詰められたり
自分で追い込んでしまったり
そういう時もあるかも知れませんね
そんな時
実は、それは
「たかが〇〇」
なのかも知れない
それがダメでも、これもあるし
これがダメなら、あれもある
全部ダメでも別にかまわない
「たかが〇〇」
なんだし
なんなら 逃げてもいい
「たかが〇〇」って
気持ちが追い詰められて
どうしようもない時
リセットするのに使えるかも
そう言えば
『逃げるは恥だが役に立つ』っていう
漫画もドラマもあったけど
日本では「逃げるが勝ち」っていう
古いことわざがある
とりあえず
今日を生き延びよう
文献:辻村深月(2017).かがみの孤城.ポプラ社
変わらずここにいますから
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