話題のドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』から、ドラマの主題からは外れますが、その中から男女の意識の違い、ズレについて考察してみたいと思います。
以下、ネタバレを含みます。

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(第6話)栄治が加奈子にプロポーズするシーン
栄治「次の〇〇で勝ったら、結婚しよう」
加奈子「私の人生、馬次第なの?私の人生は自分で決める」
(だいたいこんな内容の会話だったかと・・・)

加奈子は、自尊の感情を持った「自分次第」で生きる女性。
誰かや何かに決めてもらうのではなく、「自分で決める」と言い切っています。
そして、社長(耕造)の余命が迫っている時期に「愛だの恋だの」ではなく、
社長に寄り添うことを栄治に提案しています。
「私は、10年でも20年でも待つから」と。

この後、二人で絵馬を書くのですが、
加奈子は栄治との将来を願って絵馬に記したのに対し、
栄治は加奈子の提案をそのままに社長の回復を願って絵馬に記します。
それを見た加奈子が首をかしげ、「なんでこうなるかなぁ・・・」。
栄治は何故加奈子が首をかしげているのか理解できなくて困った表情。
思わず笑ってしまうかも。このあたり、
いかにも男女の意識の違い、ズレ?のようなものが
よく表れているなぁと思いました。

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パートナーのことがわからないと悩ましい時、
男女の違いからのわからなさもあるかも知れません。
理解し合えるはずと決めつけるより、
わからないことだらけかもと置いてみると
案外穏やかに過ごせることもあったりします

※『ザ・ロイヤルファミリー』は、各種配信でご覧になれます。

 

明日は明日の風が吹く

門田 保子公認心理師・臨床心理士
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