カウンセラーの日常

カウンセラーの日常
こころのクセ

  たとえば、食事するとき左右両方の歯でバランスよく噛むというより、 どちらか一方で噛んでいたり バッグや荷物を持つ手が左右どちらかに偏っていたり 寝返りする方向がどちらか決まった一方だったりする。 &nbsp […]

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カウンセラーの日常
まつ

何かをしようと思っていてなかなか行動できない ことがあります。 思っていて動かないんじゃ、 何もやってないのと同じ なんて言われ方をすることもあります。 見た目は何も動いていないように見えても じっと「待つ」っていう行動 […]

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カウンセラーの日常
それぞれにそれぞれの

  若葉萌える季節 緑が目に沁みて 命の営みの美しさに しばし心 奪われる   されど命芽吹く季節には 呼んでないのに ぞろぞろと 虫さんたちも現れる   それぞれにそれぞれの時があり どち […]

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カウンセラーの日常
かけひき

その子はぐずぐずとだだをこねていた。 あーもう嫌だぁ。あーんわーん。 泣き声も加わり、鼻をすする音も聞こえる。 何が起こっているんだろう!? 気になりつつも振り向けなかった。 どんどん大きくなる子どもの泣き声。 しばらく […]

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カウンセラーの日常
心ほどかれる

好きな音楽を聴くとき 久しぶりの青空に出会うとき 森林浴に体をあずけているとき きれいな花を差し出されたとき 美しく盛られたスィーツを前にしたとき お風呂に入ったとき 大好きな人に会ったとき 映画を見て泣いたとき 話せな […]

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カウンセラーの日常
生きている数だけ音がある

耳をすませば バイクの音、車の音、何かの機械の音、オーライオーライの声 学校のチャイムの音、子どもたちの歓声、オルガンの音、輪唱する歌声 鳥の羽ばたき、さえずり、一段と高く響くウグイスの声、遠くでカラスの声。。。 &nb […]

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カウンセラーの日常
自分への苛立ちを感じる時は

思うようにことが進まなかったり、期待通りの 展開にならないとき、自分に対する不満から 味わいたくない感情が湧いてくることがあります。 そんなとき、身体が固くなったり、顔の表情も 険しくなったりします。何かを扱うしぐさが […]

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満員電車の君へ

今日もあと少しで終わります。 嬉しかったことも、楽しかったことも 悲しかったことも、悔しかったことも ちょっと残念だったことも 今日限り。 太陽はまた、新しく昇って 明るく明日を照らします。 きっと佳い一日になるでしょう […]

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カウンセラーの日常
日常の中の新しさ

いつもの日常から抜け出したくなったり、違う気配を感じてみたい時は、 例えば、枕の位置を変えてみる。窓を開けて風の気配を感じてみる。 例えば空を見上げてみる   空がまぶしすぎるなら、ふと路傍に目をやったり 足元 […]

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カウンセラーの日常
名も知らぬ草

萌える五月は、あちこちで美しい花が命の輝きを伝えてくれる。庭師さんの舞台だ。 一方で道端の雑草は、背丈もばらばらなまま群生している。この一群に出会うとき、私は何故か微笑んでしまう。 形も見た目も関係ない。思い思い、好きな […]

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