お雛様を見て思い出した

知人宅の玄関にお内裏様とお雛様が飾られていました。

思わず「わぁ~っ」と声があがります。
女性にとって何歳になっても、お雛様って夢なんですね。

ずっと見ていても飽きない、童心にかえっています。

子どもの頃、山陰出身の習いでお雛様は
3月から4月の初めまで飾られていました。

それを見た近所の人や友人に
「いつまでもお雛様を飾っていたら行き遅れるよ」
と言われたのが、子ども心に刺さっていました。

母に話すと
「山陰は旧暦なんよ」
と、にべもなく
どちらの言い方も強くて、宙ぶらりんなまま
傷ついている自分を持て余していました。

子どもって
大人からみると、ほんの少しのことで
傷ついているのかもしれない

傷ついていることさえ
見せていないのかも知れない

お雛様から
そんなことを思い出しました。

明日もきっと佳い日

門田 保子公認心理師
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