久しぶりに会った友人に聞かれました。
友「カウンセラーするのって、自分の経験から
それはこうしたらいいよって言ってあげたりするの?」
も「いや、カウンセラーしてる時、自分のこと
は話さないなぁ。 カウンセリングの時間って
相談者様の時間だからね~全部」
友「へぇ~。じゃぁ何話してあげるの?」
も「話してあげるっていうか。。。」
カウンセラーは何かを「話してあげる」のでは
ないなと思います。
相談者様の存在をお聴かせいただく、受け取ら
せていただく。一緒にいさせていただくという
のが、基本的な私の在り方で、あとはケース
バイケースです。
30分以上沈黙されたままの方もいらっしゃ
れば、悲嘆の時間をお過ごしになる方もいらっ
しゃり、カウンセリングというよりコーチ的な
関わりを求められる方もいらっしゃいます。
私のイメージする理想のカウンセリングは、
カウンセリングが終わったあとカウンセラー
の存在はどこにもなくて、ただ相談者様ご
自身の中にあったことが、ご本人の目の前
に存在している。見えている状態。カウン
セラーは黒子であり鏡のような存在。
理想に近づけるよう、日々感度を磨いてい
きたいなぁと改めて思った、友からの何げ
ない問いかけでした。
明日は明日の風が吹く
- 公認心理師・臨床心理士
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