2016年6月8日
朝激しい雨が降っていた。 雨に打たれてなお喜々としているように見える のは紫陽花 小雨の中、見て見て私を見て~とでも 言いたげな風情でたたずんでいる。 様々なアジサイがそれぞれに 静かに主張しながら、美しい花を咲かせてい […]
2016年5月27日
ある人は「イケメンは遠くで見るのが良い」と 言い、またある人は「富士山は遠くから見るの が良い」と言った。 そしてまたある人は「新緑は遠くから眺めるの が良い、近くで見ると虫や見たくないいろんな ものがつい […]
2016年5月25日
雨あがりの曇り空は 涼しさに風を感じ お日様を懐かしく思わせ いつも当たり前にある水が どれだけ大切で 多すぎても少なすぎても 困ってしまうことに 私たちは自然の一員として 生かされているという 至極当たり前のことに ふ […]
2016年5月23日
若葉萌える季節 緑が目に沁みて 命の営みの美しさに しばし心 奪われる されど命芽吹く季節には 呼んでないのに ぞろぞろと 虫さんたちも現れる それぞれにそれぞれの時があり どち […]
2016年5月20日
薔薇は 美しいけど 棘があるのか 棘があるけど 美しいのか はたまた 美しいものには棘があるのか 見る人の数だけ 薔薇はある。
2016年5月17日
萌える五月は、あちこちで美しい花が命の輝きを伝えてくれる。庭師さんの舞台だ。 一方で道端の雑草は、背丈もばらばらなまま群生している。この一群に出会うとき、私は何故か微笑んでしまう。 形も見た目も関係ない。思い思い、好きな […]
2016年5月14日
星は暗闇がクリアであればあるほど輝く。 真っ暗な中で見上げた人に静かな希望を与える。 誰にも見られたくない涙を流す人に、 星はそのきらめきの輪を二重にも三重にも大きく見せる。 星は、宇宙のゴミらしい。 世界のすべては、い […]
2016年5月8日
地に足をつけて。。。などと言われることがある。 地に足をつけようなどと力まなくても、地に足はついている。 大地が黙って支えてくれているから。 大地は、何の報酬も求めず、黙って私たちの着 地を受け入れてくれている。 悩める […]
2016年4月22日
夜明け前 一日のうちで最も気温が下がる時 しーんとした寒さに、心細ささえ感じるとき このままひとりだけ凍ってしまうんじゃないかと思うような地の果ての孤独感 そして、その次の瞬間 日は昇る あなたを明るく照らし出す。
2016年4月21日
ふと目をやると、傍らのブロックの隙間や アスファルトのほんのわずかな割れ目から、 この紫の野生のすみれの群生に出会うことがある。 ふと出会った途端、思わず笑ってしまう。 一見、この紫たちは、小さく可憐に咲いている。 しか […]