2016年5月25日 / 最終更新日 : 2017年6月30日 門田 保子 カウンセラーの日常 雨あがりの空からふってくるもの 雨あがりの曇り空は 涼しさに風を感じ お日様を懐かしく思わせ いつも当たり前にある水が どれだけ大切で 多すぎても少なすぎても 困ってしまうことに 私たちは自然の一員として 生かされているという 至極当たり前のことに ふ […]
2016年5月23日 / 最終更新日 : 2017年12月6日 門田 保子 カウンセラーの日常 それぞれにそれぞれの 若葉萌える季節 緑が目に沁みて 命の営みの美しさに しばし心 奪われる されど命芽吹く季節には 呼んでないのに ぞろぞろと 虫さんたちも現れる それぞれにそれぞれの時があり どち […]
2016年5月20日 / 最終更新日 : 2018年7月22日 門田 保子 花鳥風月 薔薇はただ薔薇なのだけど 薔薇は 美しいけど 棘があるのか 棘があるけど 美しいのか はたまた 美しいものには棘があるのか 見る人の数だけ 薔薇はある。
2016年5月17日 / 最終更新日 : 2016年5月17日 門田 保子 カウンセラーの日常 名も知らぬ草 萌える五月は、あちこちで美しい花が命の輝きを伝えてくれる。庭師さんの舞台だ。 一方で道端の雑草は、背丈もばらばらなまま群生している。この一群に出会うとき、私は何故か微笑んでしまう。 形も見た目も関係ない。思い思い、好きな […]
2016年5月14日 / 最終更新日 : 2016年11月22日 門田 保子 カウンセラーの日常 星は輝く 星は暗闇がクリアであればあるほど輝く。 真っ暗な中で見上げた人に静かな希望を与える。 誰にも見られたくない涙を流す人に、 星はそのきらめきの輪を二重にも三重にも大きく見せる。 星は、宇宙のゴミらしい。 世界のすべては、い […]
2016年5月8日 / 最終更新日 : 2016年10月1日 門田 保子 カウンセラーの日常 母なる大地 地に足をつけて。。。などと言われることがある。 地に足をつけようなどと力まなくても、地に足はついている。 大地が黙って支えてくれているから。 大地は、何の報酬も求めず、黙って私たちの着 地を受け入れてくれている。 悩める […]
2016年4月22日 / 最終更新日 : 2020年7月15日 門田 保子 花鳥風月 夜明け前 夜明け前 一日のうちで最も気温が下がる時 しーんとした寒さに、心細ささえ感じるとき このままひとりだけ凍ってしまうんじゃないかと思うような地の果ての孤独感 そして、その次の瞬間 日は昇る あなたを明るく照らし出す。
2016年4月21日 / 最終更新日 : 2016年7月31日 門田 保子 ほっと一息 すみれ ふと目をやると、傍らのブロックの隙間や アスファルトのほんのわずかな割れ目から、 この紫の野生のすみれの群生に出会うことがある。 ふと出会った途端、思わず笑ってしまう。 一見、この紫たちは、小さく可憐に咲いている。 しか […]
2016年4月15日 / 最終更新日 : 2020年7月15日 門田 保子 花鳥風月 美しき「オオサンショウウオ」 広島市安佐動物園に「オオサンショウウオ」がいるのですが その小さな一角を前に私は、何か懐かしいのとも切ないのとも違う、ある種の情感がこみあげてくるのです。 もしかしたら、私の前世はオオサンショ […]
2016年3月24日 / 最終更新日 : 2016年7月31日 門田 保子 ほっと一息 たんぽぽ 華やかに咲く桜も桃も、春を優しく運んでくれ ますが、このちっちゃいたんぽぽは、どんな場所 でもどんな隙間からでも上を向いて自力で咲いて います。ふと下を向いた時、道路上に咲くこの黄 色ちゃんと目が合いました。 「生きてる […]