実家の片づけをしていたら
母の和箪笥の中に
「保子の思い出」と書かれ何重にも包装された
30㎝以上はある髪の毛の束が出てきました。
メモに「幼稚園時代ロングヘアーだった」とあり
髪をまとめていたゴムまでついていて
心の中の忘れ物が不意に出てきたみたい
それは、小学校入学を前にして母の独断で
朝三つ編みをする時間がないからと
バッサリ切られたものでした。
私は、「母の都合」で勝手に切られたことを
長い間納得していませんでしたが
母には母の思いがあったのかも知れないなぁと
その6歳の私の髪の束を見ながら
懐かしさだけではない、いろんな思いが
湧いてきました。
わかることもわからないことも
伝えていることも
伝えきれていないことも
受け取り切れていないことも
きっと人と人の間にはたくさんあるのかも知れません。
変わらずここにいますから
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