会社員時代、〆切がある仕事をしていました。
ある時、引継ぎもなく前任者もおらず
「誰もわからない」状況の中
提出2日前に膨大な資料が持ち込まれました。
提出日(〆切)は決まっている
決して変えることができない提出日
どこから手をつけていいのか
さえわからない、何百枚もある資料
時間もない
どうしていいかもわからない
途方にくれているヒマさえない
わかっていることはただ一つ
「明後日には全部終わっている」ということ
そこから逆算してどう動くか
・一番高速処理できるコンピュータの前に陣取り
・右手と左手そして首をどういうリズムで動かしたらムダがないか
・その時目はどこを見るのか
・それ以外も動線の短縮など日頃は考えもしない無駄を省き
私なりに全力で取り組んでいるうち
脳がパカッと開いて、次にどうしたらよいのか
ヒューっと見えてくるような感覚になりました。
周囲の協力も得て、なんとか期日に間に合わせることができました。
人間ってもしかしたら本当は「無限の可能性」が
みんなにあるんじゃないのかと思った出来事でした。
脳のシャッターが開いたような気がしたのは
後にも先にもあの時だけです。
変わらずここにいますから
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