今まで行きたいなと思って、思いを果たせずにいた
宮島口の老舗「あなごめし」のうえのさんの暖簾を
ようやく、くぐることができた。

待合で待つこと30分、通されてさらに30分くらい
待って出てきたアツアツのあなごめし。ご飯は秘伝
のたれで炊き上げられて、その上に香ばしいアナゴ
がしっかりとのっている。

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「美味しい」を連発する私を見て友人はクスクスと
笑っていたが、本当に美味しいんだもん、しっかり
味わいたい。

美味しさの秘訣は、秘伝のたれやご飯の炊きあがり、
穴子の焼き方だけではなく、あなごめしを最高に美味
しい状態で食べてほしいというお店全体の空気感があ
った。

店員さんの礼儀正しいけれども格式ばらない雰囲気と
清潔さ。込み合っていて相席なのに、せかせかしない
落ち着きがあり、お茶がなくなれば、どこからともな
く お茶を注ぎにこられ、無駄な音楽は流れず、客たち
は それぞれに会話を楽しむなどしつつワクワクしなが
ら、 あなごめしが運ばれてくるのを待っている。

店主の粋な計らいと誇り、そして客へのまっすぐな愛
を 感じる。シンプルに。