傘1本の優しさ

 

冬型の寒い天気で灰色の雲が垂れ込めて
いましたが、まさか雨が降るとは思いも
しませんでした。

会場に着く手前でパラパラと降り始め
帰るころには、すっかり雨模様でした。
わ、どうしようと心がざわつき始めた
のとほぼ同時に担当の主事さんが、1
本の傘を差しだしてくださいました。

朝、モンデンの顔が脳裏を横切り家を
出るとき傘を持って来られたとのこと。
温かさが胸いっぱいにひろがり、全身
に沁みわたりました。

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明日もきっと佳い日

門田 保子公認心理師
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