「大草原の小さな家」という西部開拓時代の
アメリカの開拓農家一家を描いた
ホームドラマがあった。

力強くたくましい父さんといつも優しい母さんと
大切に育てられて健全に育つ子どもたち。
そこにあったのは
裕福ではなくてもたがいを思いやり信頼し、
条件つきではない「かけがえのない」愛あふれる
「理想の家族」の姿だった。

それを羨ましいと思うのか。
ドラマの世界と思うのか。
それはそれ、これはこれと思うのか。
人それぞれなんだけど

ローラの家のように
何はなくとも「愛」だけはたっぷりとある。
そんな「理想」の家族は
実はそんなに多くないのではないかと思う。

いや「愛」は本当はあるのだが、
表現や伝え方がわからないままに
窮屈な思いや、家族であるがゆえに深く
傷つけあってしまうことがあることは
少なくない。

親の立場からすれば、
どうってことないひとことが、
子の側からすれば
大人になってもぬけない棘になってしまって
いることや
夫婦喧嘩の陰で心を痛めている子どもの傷は
大人になるにつれ別の形でその子を支配
していたりする。

つらいこと、つらかったこと
今まだ心の中に出せないままにあること
我慢しなくていい

つらかった
あの時ほんとはこんな気持ちだったけど
言えなかった
ずっと我慢してた

あなたには語る自由があるし
言葉にして手放すことを選んでいいし
もう、自分の口で話していいんだよ
頑張らなくていい

だれもあなたを否定しないから。