もうやめよう

もうやめよう
自分を説得するのは

自分の中の小さな棘や嘆きにフタをしてみたり
それくらいのことと
ないに等しいことのように扱ってみたり
大したことないんだからと
大人ぶってみたりするのは

小さかったはずの棘や嘆きは
幾重にも衣をまとって大きくなり
小さかったはずの棘は抜けなくなり
嘆きはさらに発酵して暴れてくる

嫌なんだ
ムッとする
悲しいよ
寂しいんだ
何故自分だけこんな目に合うんだろう
どっかに行ってしまいたい
。。。。。。
湧いてくる感情に良しあしも罪も優劣もない
ただ天然ガスのように発生してるだけ

あぁ、出てきたんだね
そんな思いがあるんだねと
認めてあげたらいいだけ

それでもなお
後から後から湧いてくる感情は
あぁそうなんだね
辛いんだね悲しいんだね
認めて欲しいんだね
嫌で嫌でたまらないんだねと
受け取り続けてあげたらいい

思考も説得も解釈もいらない
ただ受け取ってあげるだけ

なかったことにされた感情は
必ずいつか現れる

どんな小さな(と思える)ことも
自分の中にあることを
ただあると認めてあげること

そこからしか欲しい未来はやってこない

明日もきっと佳い日

門田 保子公認心理師
対面でのカウンセリング、Zoom等でのオンラインカウンセリングにも対応しています。

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もうやめよう”へ4件のコメント

  1. A.T より:

    門田先生こんばんは。
    嫌な気持ちが湧いて来た時認めてあげてたら、ずっと気分悪いまま出し、落ち込んでしまいます。
    今まではなんとなくやり過ごす、「まあ、いいわ。」で済ませてたので。その方が傷つかない。
    それでも、嫌な気持ちは認めてあげる方が良いのでしょうか?

    1. yasuko より:

      A.T様 こんばんは。
      いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

      どうぞご無理なさらず、今の段階で「傷つかない」方を
      お選びいただけたらよろしいかと存じます。
      感情解放のための一つのプロセスですので
      どうぞ難しく考えずに、苦しくなることは
      すぐにおやめになってくださいね。

      認めてあげるとは「今はそういう気持ちなのね。終わり」
      〇マル終わりと言ってただ終わらせるだけなのです。
      嫌な気持ちを見つめたり
      じっと付き合う感じではないのですが
      文章では伝わりにくいかもしれませんね。

      自分一人で「受け取る」のが難しい時
      誰かに受け取ってもらうと安心してできる場合もあります。

      ご自分にムチ打ってやることではないので
      楽になるようにしてあげてくださいね。

      コメントお寄せ下さりありがとうございます。
      A.Tさんのご多幸をお祈りしています。

      1. A.T より:

        門田先生、ありがとうございます。
        嫌な気持ちにじっと付き合うというのではないのですね。
        トカゲの脳!
        日々面白がって訓練?いたします。

        1. yasuko より:

          嫌な気持ちにじっと付き合うというのでも
          じっと注視するというのでもないです。
          もう一人の自分が、その気持ちをつかんで横に置くイメージです。
          個人セッションを受けていただく機会がありましたら
          一緒にやってみましょうね。

          日々、ご自身を幸せにしてあげられる視点で
          自分が喜ぶことを
          A.Tさんの場合は「適当に」「ゆるゆると」くらいの
          お気持ちでお過ごしになられるのも一つかと思います。

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